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社会貢献活動

2009年10月9日空檜コンサート

第16回 空檜コンサート『ミクロとマクロの融合点』

ミクロとマクロの融合点
Violin & Contrabass
2009.10.8コンサート開催案内
季節に一度、ヴァイオリン奏者 白井朝香 のナビゲートでお届けしている「空檜コンサート」。秋のコンサートは、初登場のコントラバスヴァイオリンのデュオをお届けします。

■日時 平成21年10月8日(木)
■出演 ヴァイオリン/白井朝香、 コントラバス/村田和幸

■白井朝香のひと言ナビ
 毎回、何通か必ずリクエストを頂きながら唯一登場
していなかったコントラバスは、弦楽器の中で最も大きくチェロよりもさらに低い音域を持つ低音楽器です。床を伝って体に響く重低音を体感できるのは、空檜コンサートならではの楽しみかもしれません。最も小さな弦楽器であるヴァイオリンとの接点はあるのでしょうか?
今回は「ミクロとマクロの融合点」と題して、華奢で女性的なヴァイオリンと男性的な包容力を感じるコントラバスのコラボレーションの可能性を探ってみました。初演の作品
も発表する予定です。
ぜひご期待ください。

■コンサート後記

【プログラム】

 

   ◆ベートーヴェン/二重奏曲~2つのオブリガート眼鏡つきの~◆
1.アレグロ 2.メヌエット
◆グリーエル/5つの小品◆
1.プレリュード 2.ガヴォット 3.ゆりかごの歌 4.間奏曲 5.スケルツォ
◆タバコフ/モーティヴィ(コントラバス独奏)◆
◆イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ作品27
ソナタ第2番イ短調(ジャック・ティーボに)より◆
I-Obesession(妄想)
◆木原宏寿/ヴァイオリンとコントラバスのための組曲「孔雀明王」◆
1.堕天使、その時 2.渾沌、その中で 3.煩悩、その始まり
4.慈愛、その消滅から 5.涅槃、その終わりから その始まり
◆モルターリ/ヴァイオリンとコントラバスのための協奏二重奏曲◆
1.遭遇 2.哀歌 3.奇想曲

2009.10.8コンサート1
2009.10.8コンサート2

くうかい
  ドレミ Q&A 】

今回のゲスト、コントラバス奏者 村田和幸 さんに お聞きしました。

 

Q1.コントラバスを間近で見て大きさに驚きました。実際どの位の大きさ、重量があるのですか?

 

A1.コントラバスは用途に応じて様々な大きさの楽器がありますが、僕の使用している楽器の大きさは180㎝で重さは12㎏程です。オーケストラで使われる弦が5本張ってある楽器は、僕の楽器よりもずっと大きく、またずっしりと重たくて、オーケストラ全体を支える野太い音を出してくれます。ちなみに僕の身長は173㎝です。


2.コントラバスとの出会いは何時ですか?
また、コントラバスのどのようなところに魅力を感じていらっしゃいますか?
A2.僕がコントラバスと出会ったのは
中学一年生でした。打楽器がしたくて吹奏楽部に入部した
のですが、希望叶
わず吹奏楽では窓際的なコントラバスで青春時代を過ごしました。

コントラバスの魅力というのはなんといってもあのボーンという音と振動ではないでしょうか。クラシックはもち
ろんの事、ジャズやギター、マンドリンなどのアンサンブルでもコントラバスが
ないと始まりません。コントラバス
と出会ってその魅力にだんだんと気付かされた僕は、高校
生になっても続けたいと思うようになり、レッスンに
通い現在に至っております。

 

Q3.音楽以外で好きなもの、好きなことは?

A3.音楽以外に好きなものですが、落語はよく聴きます。

おもしろいっていう理由もありますが、僕はなんとなく気持ちが落ち着く感覚が好きです。
頭では落語の世界を自分なりに想像してるんですが、その想像のぼんやり具合が気持ちいいというか。
 

Q4.演奏をされる際、心がけていらっしゃることなどありましたら教えて下さい。

A4.いつも演奏する時に心掛けている事は、コンサートはいつも一回きり。
二度と同じ演奏は出
来ないのだから、常に思い切って失敗を恐れて守りに入らないていうのはいつも思っ
てい
ます。過去に失敗をするのを恐れて無難に弾いた事もありましたが、いい演奏になる筈がなく、後悔をした
経験があります。

 

空檜コンサートでは、皆さまの なぜ?どうして?を解決していきます。
質問がありましたらドシドシお聞きくださいね!お待ちしています。

■本番に向けて、リハーサルが行われました!

初演の作品は・・・

3度目のリハーサル風景です。
生の音を聴くと 本番が待ち遠しく ワクワクしてきます。
コントラバスの音が床からも伝わってきます。
身も心も優しく包み込まれる・・・そんな感じです。

リハーサル風景
続いて 今回のコンサートのために 作曲された作品の打合せ。
いつもコンサートの開催をお手伝いしてくださっている 折本さんに
奏者として飛び入りしていただき トリオ? での演奏となります。
エッ! これが楽器に???
本番をお楽しみに!