2010年8月11日空檜コンサート
田野倉 雅秋 さんをお迎えして (1)
残暑お見舞い申し上げます。
暦の上では、もう秋だというのに相変わらず暑い日が続いています。
今年の後半は、空檜コンサートには珍しく男性とのデュオが続きます。
現在、空檜コンサートVOL.18の開催を1ケ月後の9月15日(水)に
控えていますが、並行して12月のコンサートの準備も進めています。
7月の中旬には、12月のゲスト奏者 田野倉 雅秋 さんを空檜にお迎え
して、チラシ作成のための写真撮影などを行いました。
広島交響楽団首席奏者として活躍されている田野倉さんですが、ディス
カバリーシリーズや呉定期演奏会、リハーサルやレッスンなど、超多忙
なスケジュールを縫って、空檜コンサートのために時間を作ってくださ
いました。
舞台の上で演奏されている姿は幾度かお目にしたことはありますが、
実際にお会いしたのはこの日が初めて。
思っていた以上にズッと若いことを知り驚きました。
また、この日のような打合せでの一番の楽しみは、普段の表情を垣間見
ることが出来ること。いつもの緊張感漂う舞台上での姿とは全く異なり
大変気さくな方で、12月の演奏が益々楽しみになったことは言うまで
もありません。
ガリアーノのことはもちろん、使用されている弓について広響での演奏
の話を交えて聞かせて頂きました。曲ごとに使う弓を替えて演奏される
こともあるそうで、この日は4本の弓がケースの中に収められていまし
た。
そして、何よりも一足先に、ガリアーノ×ガリアーノの演奏を聴けたこ
とは、とてもラツキーでした。同じ1700年代のヴァイオリンという
ことで素晴らしく相性が良いと白井さんからお聞きしてはいましたが、
歴史をも感じさせる深い音色は本当に美しいので、一日も早く皆さんに
お届けしたいです。
まだ暫く先のことですが、楽しみにお待ちくださいね。