2011年1月26日空檜コンサート
第20回 空檜コンサート『森羅万象』
第20回 空檜コンサートは、下記の内容で、無事に開催を終えました。
ご多忙の中、ご来聴いただきました皆様、誠にありがとうございました。
次回は、笙奏者、石川 高さんをゲストに迎えて、「花鳥の色、管弦の調べ」と題して、
10月20日(木)に開催致します。
皆様のご来聴を心からお待ちしております。
コンサート当日の様子は、「続きを読む」をご覧ください。
森羅万象
~ 歌うように ~
空檜コンサートは、演奏を楽しみにご来聴くださる方、そして演奏会の成功へ向けてご支援くださる皆さまのお陰で、20回目の開催を迎えます。
当コンサートでは、5年間継続して ヴァイオリン奏者 白井 朝香に焦点を当て、様々なコラボレーションで開催して参りました。
そして、開催当初から生演奏を目の前でお聴き頂くことにより、本物の音を伝えてきました。
それは、単に耳から聴こえる音だけではなく、奏者や楽曲が放つエネルギーを感じて頂く。ということのほか有りません。
5周年でもある今回は、恒例の弦楽四重奏をお届けします。
プログラムは、共演のヴァイオリン奏者 高旗 健次 氏ご紹介のチェロ奏者 ドミトリー・フェイギン 氏 との出会いに感謝して、ロシアが生んだ弦楽四重奏の名曲をお楽しみ頂きたいと思います。
是非、ご来聴ください。
■開催概要
■日 時/2011年4月20日(水)
第1部:14:00 (開場13:30/終演予定15:30)
第2部:19:00 (開場18:30/終演予定20:30)
■会 場/てらまちビュー空檜 (12階)
広島市中区寺町5番15号
アルデプロ城南リバーサイドB.L.D
■料 金/2,000円(要予約)
■出 演/ヴァイオリン 白井 朝香
ヴァイオリン 高旗 健次
ヴィオラ 新田 千恵
チェロ ドミトリー・フェイギン
■予定曲目
アレクサンドル・ボロディン
弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調
ピョートル・チャイコフスキー
弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 作品11
■白井朝香のひと言ナビ
19世紀ロシア帝国を代表する作曲家の一人ボロデインが、妻に愛を告白した20周年記念として献呈した傑作《弦楽四重奏曲 第2番》。
また、美しい旋律が情熱的に展開され、時には弦楽四重奏ながら管弦楽のような筆致が、ダイナミックな魅力を生み出しているチャイコフスキー作曲の《弦楽四重奏曲 第1番》。
「歌うように」という意味の第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」は、あまりにも有名で単独でも演奏されます。
初演した時、チャイコフスキーの隣りに座って初めてこの曲を聴いたトルストイは、感動のあまり涙を流した。この事をチャイコフスキー自身は、10年後の1886年7月2日の日記に「あの時ほど、喜びと感動を持って作曲家として誇りを抱いたことは、おそらく私の生涯に二度と無いであろう。」と記しています。
世界の音楽史に残る作曲者渾身の2大傑作をお楽しみください。
■プログラム
1.アレクサンドル・ボロディン
第Ⅰ楽章 アレグロ モデラート
第Ⅱ楽章 「スケルツォ」アレグロ
第Ⅲ楽章「夜想曲」アンダンテ
第Ⅳ楽章「フィナーレ」アンダンテ=ヴィヴァーチェ
弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 作品11
第Ⅰ楽章 モデラート エ センプリーチェ
第Ⅱ楽章 アンダンテ カンタービレ
第Ⅲ楽章「スケルツォ」アレグロ ノン タント エ コン フォーコ
第Ⅳ楽章「フィナーレ」アレグロ ジュスト