2010年8月5日その他
熱中症予防のポイント
最近よく耳にする「熱中症」。
その症状は放っておくと最悪の場合、命に関わることも。
しかし原因をよく知って正しい予防策をとれば熱中症は十分に防げる病気です。
そこで、ちょっとした工夫でできる、熱中症予防のポイントを紹介します。
■暑さを避けましょう
屋外では、日陰を選んで歩いたり、日傘をさしたり帽子をかぶったりしましょう。
■服装にも工夫しましょう
汗を吸収してくれる吸水性に優れた素材の服や下着を着ましょう。
■こまめに水分を補給しましょう
暑い日にはこまめに水分補給をしましょう。のどが渇く前に水分補給をすることが大切です。ただし、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排出してしまいます。ビールなどで水分の補給はできません。
■急に暑くなる日に注意しましょう
熱中症は、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。体が暑さに慣れ、上手に発汗できるようになるためには時間が必要です。暑くなり始めや急に暑くなる日、熱帯夜の翌日に特に気をつけましょう。
■個人の条件を考慮しましょう
暑熱環境下では、健康な人でも熱中症になります。前の晩に深酒をした人や朝食を抜いた人、また風邪を引いている人や下痢などで脱水症状の人は熱中症を起こしやすいので、体調が回復するまでは安静にしてください。
■集団活動の場ではお互いに配慮しましょう
集団で活動する場合には、お互いの配慮や注意も必要です。暑い場所での作業や運動は、こまめに人を交代させるなどして、一人一人がなるべく短時間で済ませるようにしましょう。
(政府広報オンラインより)
まだまだ暑い日が続きます。しっかり管理して、熱中症を予防してください。