4月、新年度の始まりです。
昨今は、「バリュー」と「ワース」の時代、と
(株)船井総合研究所 代表取締役 小山 政彦 氏の
講演会で聴きました。
日本語にすれば、同じ価格でも
「バリュー」 は 量がたくさん(しかも安価)。
「ワース」 は 質が高い(しかも高額)。 という意味です。
アパレル業界での低価格競争が話題を集めて来ましたが、
その反面、例えば野菜であれば 国産で しかも京都産の無農薬、
他と比べると高額であっても、健康や味といった価値観によって、商品を選択する消費者も多数いるのです。
消費者の好み、こだわりといった価値を満たす商品であれば、多少割高であっても喜んで購入するという訳です。
これからの時代、消費者がどうしても譲れないとこだわる条件を備えた「ワース商品」で、顧客満足の実現を目指すのも戦略の一つだと思います。
税理士 光廣 昌史